メガソーラーとは、出力1MW(メガワット)以上の大規模な太陽光発電所のことをいいます。
1MW=1000KW(キロワット)となります。
住宅用のソーラーパネルは4KWが一般的な出力なので、1MWの場合、住宅約250件分の出力になり、住宅と同出力のソーラーパネルなら6000枚が必要になります。

メガソーラーには広大な敷地と設備投資が必要になるため、毎月の建設数は1~4ヶ所程度でしたが、固定価格買取制度の導入が決定された2011年8月より計画数は飛躍的に増加しました。
同制度が実施された2012年7月より月20ヶ所以上の新規稼働が通常となり、80ヶ所を超える月もあるほどです。

固定価格買取制度によって20年間買取価格が補償されるため、民間企業による設備投資が増えただけでなく、メガソーラー事業自体が投資対象となり、ファンドの設立も相次ぐなど、メガソーラーミニバブルともいえる状態になっています。
2013年8月現在、400超のメガソーラーが存在し、合計出力は800MWに達しています。
計画中のものを含めると総出力1200MW超という状態になっています。