日立コンシューマ・マーケティングは、産業用太陽光発電システム低圧50kW未満クラスにおいて独自の安心保守メニューとして、20年長期保守サービス「Hi-Safe20」を、同社でシステムを導入した顧客向けに販売を開始しました。

顧客の発電・稼働状況をネットワークで遠隔監視するとともに、同社サービス網と高品質製品を生かした「見守りサービス」「充実した保守」「長期保証・補償・保守」の3つのサービスで顧客の発電リスク・ロスを最小限に抑制するのが目的とのことです。

3つのサービスの概要は次のとおりです。

1.見守りサービス
常時発電モニタリングにより、適正な発電量や、パワーコンディショナの運転状態を常時モニタリングし、異常を感知した際は迅速に復旧に対応します。

2.充実した保守
4年ごとの定期点検を計5回実施し、全国のサービス拠点より保守員が訪問するほか、パワーコンディショナ不具合時には迅速に代替機で対応します。

3.長期保証・補償・保守
発電補償、災害補償、パワーコンディショナ保守、周辺機器保証を20年としています。

昨年以来、産業用太陽光発電システムの設置が急速に進みましたが、太陽光発電システムの収益を支えるためには管理・メンテナンスシステムが必須になります。
特に50kW未満のシステムについては、その全てにメンテナンスが行き届いているかどうかは不透明です。
今後、そういったシステムを対象にしたメンテナンス商品の需要の高まりが予想されます。