三井不動産は、埼玉県久喜市で開発を進めていた先進的な物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク久喜」について、9月5日の着工を発表しました。
この施設の建物屋上部分には、約1.7MW(メガワット)の太陽光発電パネルを設置するとのことです。
同じ埼玉県では、八潮市の「三井不動産ロジスティクスパーク八潮」が今年5月に着工済みです。
三井不動産は、首都圏では本物件を含め8物件の物流施設の保有および開発を推進していることになります。

近年のネット通販利用者増に伴い、さらなるサービス向上のため、商品の即日配送のニーズが高まっていますが、これに応えるための大規模物流施設が通販利用者の多い大都市圏近郊に求められています。
首都圏では、千葉県、埼玉県でアクセスの良好なエリアが立地候補となっています。
大型物流施設を建物ごと一つの企業が借りるケースも少なくないようで、延床面積5万㎡超の大規模物流施設が次々と建設されています。

これだけ巨大な施設になると、当然条例等により環境への配慮も要求されますが、その一環として太陽光発電システムを導入することが推進されています。
機能的で先進的な物流施設と今話題の太陽光発電を組み合わせることによって、企業イメージをよくする効果も狙っているようですね。