茨城県潮来市に建設されていた関東最大級のメガソーラーが運転を開始しました。
発電出力は約14.7MW(モジュールベース)、想定年間発電量は約1,470万キロワット時で一般家庭の約4,000世帯の年間使用電力量に相当するとのことです。
この発電所は潮来市の「道の駅いたこ」に隣接する約18万平方メートルの企業誘致用地に設置されており、潮来市とミツウロコグリーンエネルギー、芙蓉総合リースとの共同事業によるもので、運営は特定目的会社(SPC)となる水郷潮来ソーラーが実施します。

今年度中には蓄電池(容量7.2キロワット時)を「道の駅いたこ」に設置して同施設を防災拠点として機能させる予定になっています。
また、本事業の収益の一部を「太陽のめぐみ」基金を通じて市内の小中学校に寄付するなど、地域社会に貢献する発電所を目指しています。

「道の駅」には本発電所が一望できる展望台と、発電量表示モニターが設けられ、一般の訪問者が見学できるようになっています。

長期の固定価格による買取など、様々な恩恵を受けているメガソーラー事業にとって、このように、事業収益を得るだけでなく、地域のコミュニティーに貢献し、利益を地域に還元することが必須事項となっています。
事業を成就させるためには、どんな形で地域に貢献するかのアイデアが重要事項になっています。